よく寝た。
昨夜はスタジオ終わりの例にもれず少し遅くまで起きてたんだけど、ブログを書いているうちに寝落ちてしまった。朝、少し起きて、思い直して二度寝。
昨夜書いたブログの下書きはまたとても大げさになって、そのままアップする気にはなれない。でも、いい気分で書いていた。なぜならゆうべは「わたしを縛っていた何かが解けて、素直に歌えるようになった。」から。これはゆうべの下書きの一文。
音楽、特に歌が心と直接結びついていることを、最近、痛感してる。
自分語り。わたしが自由に歌えなくなった最初の瞬間は17歳に遡る。以降、音楽活動が少し盛り上がったことは何度かあったけど、ほんとうに素直に歌えたことはあれ以来ないな。
今、その縛りが解けそうになっていてうれしい。結果、解けなくても、解けそうになったことだけでうれしいような気がしてる。
もうひとつ、ゆうべのブログの下書きから。
「何でもかんでも達成すればいいってもんでもない。力づくで叶える願いは叶ったと言えるんだろうか。わたしは自分の心の中にあるものが、まっすぐで澄んでいると自分で信じられればそれでいい。前世紀まではちゃんとそう思っていた。今もまた再びそう思えるようになってます。素晴らしいね。奇跡的。」
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ゆうべ、薄い月がとてつもなく美しい夜だった。
これはいつの時間に似ているかな?(わたしはしょっちゅうこれを考えてる)って思ったら、たぶん23歳の頃だった。本町に勤めてて、会社が楽しかった頃。そして音楽を忘れてた時、大学の後輩のライブに誘われて、しょうがなく義理で行った。後輩のライブは完成度高く、本物のすごみがあり、正直すごく良かった。でもわたしはその対バンのグループの音楽に魅了された。それはわたしの人生に訪れた大きな物語の冒頭部分となった。
その物語は前世紀に終わったと思ってたんだけど、実際にはつい最近まで続いてたんだな。とんでもなく長い話だった。その思い違いが今となっては笑える。
で、ゆうべのあの、新月まもなくの薄い月が空にかかっているのを見て、あ、別の新しい物語がはじまってるな、って思った。続きじゃない別の話なんだな、って感じで。
なのでわたしはいい気分。実家にお仏壇もやってきたしね。
@イルマ。少し若返ったよ。