スタジオのあとは結果的に朝まで起きてしまうことが多くて、月曜日は起きるのが遅くなる。
んーー、良くないなーとは思っています。
今、昼の光がまぶしくて、感じる空気は爽やかで、でもちょっと中途半端で宙に浮いたような気分。手前の岸から向こうの岸へ移動中。船の上で水の上。鳥さんの背中の上なら楽しいな。楽しいけど今は、出来たら早く地面に足をつけたい。しっかり動かないものを踏みしめたいと熱望中。
例えば、右にひっぱる力が強すぎるのを調節しようとして左にひっぱり、それが行き過ぎてまた右にひっぱり…というようなのを延々と繰り返すのはちょっといやだな、と思っている。
ゆるぎない芯が自分にあれば、そういうことしなくて済む。原理的にそうだよね。
芯にこだわらないって手もあるし。
昨日、友達が主催するライブイベント見に行ってきた。どのバンドも良さそうだったけど、目当てのバンドひとつだけちゃんと見た。何年も前に京都で初めて見ていいなぁと思って、以降案の定、周辺の「いいバンド」評を聞き続けるも、昨日見たのがやっと2回目。やはり良い。
やはり良い。のです。魅力的だし、歌がいい。胸がきゅんとなるような歌詞、ぼくらの恋と日常、といった風情。僕と彼女の心の綱引き、恋の痛み、せつなさ、みたいな感じかな。どうしてぼくらこんななんだろう…と言いつつ恋と日常を思いっきり味わう若いひとたち。
その世界は豊かな物語で、まるでコミックスを読んだり、ドラマを見たりしているみたい。で、、、ああ、その世界にわたしは住んでいないなぁ、とライブの熱気の中でシンプルに思っていました。
いやいや、ひがんでるわけじゃないですよ、ぜんぜん。そういう意味じゃなくて。
わたしがいつも仕事で聞いている恋の話みたいだと思いました。恋というのはきっとそういう、ままならぬものなのだ。世代も関係あるのかな。
ゆうべスタジオの後で好きな曲ブログを更新しようと色々探したけど思いとどまりました、が、今思い直した。
Like a star / Corinne Bailey Rae 自転車通勤で真夜中、淀川を渡る橋にさしかかるとちょうど、この曲になることが多かった。
冬で、風が冷たくて、でも橋の上で空が広くて、背後に都会の光、左右に暗い川面が広がり、空を見上げると星が見えて、この曲が耳に響くとなんとも言えない気持ちになったものだったです。
昨日この曲のアップをやめたのは、歌詞を訳したら、思ってた感じと少し違ったから。
出だしの歌詞はロマンチックで素敵なのに、途中、現実的な言葉が並んで、んー、って思った。
で、その「んー、」は、昨日ライブで「彼らの恋と日常」に感じたものと同じだったわけです。
まぁ、一応載せてみよう。一番最後にあります。例によって完全な意訳。歌詞訳すのって面白いな。
パソコンから更新すると無駄に長くなる。
これからスポーツクラブに行ってくるぜ!
*-*-*-*-*-*-*
星のように
わたしの空を横切る星のように
ページから抜け出てきた天使のように
あなたはわたしの人生に現れて
わたしはもう今までと同じではいられないって感じる
わたしの心の歌のように
わたしの手に塗られた聖油のように
あなたを愛することは、わたしの誇り。
でもなぜだろうってわたしは思う
あなた以外の誰ともこんな風に言い争ったりはしない。
わたしたちいつも心が吹き飛ぶほど言い合いしてる。
あなたがどんな感じか、上手く言い表せない。
あなたはわたしに、生きてるって感じさせてくれる。
不本意な現実に取り囲まれている時も
疑いなく、あなたはわたしの側にいる。
天国は長い間、ずっと遠くにあった。
あなたの愛の歌を書くための言葉が見つからない…
今わたし、だんだん分かってきた。
こんな風に…それはもはや秘密ではないのね。
だってわたしたちすでにそれを通り抜けてきたもの。
今夜から、わたしには、あなただけなんだって知ったわ。
わたしは闇の中で混乱してたけど、今、分かった。
でもなぜだろうってわたしは思う
あなた以外の誰ともこんな風に言い争ったりはしない。
あなた以外の誰にもこんな風に警戒を解いたりしない。
わたしたちいつも心が吹き飛ぶほど言い合いしてる。
わたしの空を横切る星のように
ページから抜け出てきた天使のように
あなたはわたしの人生に現れて
わたしはもう今までと同じではいられないって感じる
わたしの心の歌のように
わたしの手に塗られた聖油のように
あなたを愛することは、わたしの誇り。
*-*-*-*-*-*-*